2019-01-01から1年間の記事一覧
考えと感情が麻痺して、考えるのも感じるのも難しくて、いまどんな感じか言語化が厳しい。それでも、後悔すべきことは何もない。僕は僕のために、内面に、さらにもう一つ宇宙をこしらえて、寝物語を紡いで聞かせてきた。痛みから出るために創り出した物語の…
本当のところ、自然界における人間とは何なのか?無限に対比される無、無に対比される全て、無と全ての中間。人間はどちらの極端についても熟慮する機会から遠く隔てられ、物事の終わりとその始まりは不可解な秘密の中にあって、絶望的なまでに隠されてしま…
コップの水は 今どんな気持ちだろうか入れたときは ころころと笑っていた今は静かに佇んでいる苦しくて震えるのは 僕の手だけだというに水面に浮かぶのは 僕だけだというになあ
元号が「令和」に変わった。万葉集からとったらしい。厳しい冬を越えた梅が、日本のかつての窓であった福岡の地に咲き誇り、文化交流の道、未来への道を築いた様を想像する。和と言えば、まず思い出したのが十七条の憲法だった。豪族をまとめ、神仏習合を成…
僕のヒロイズムは、山月記っぽい。大学3年のとき、小田和正のライブの帰りに唐突に思いついた。山月記ではトラになって絶望したまま終わるけど、僕は少し違う。というか、先がある。トラになった後の主人公が、一度は絶望に駆られて人を殺すけど、人の優しさ…
決断の変遷 なぜ私は変われないのか。それには、過去から積み重ねてきた決断の蓄積が大きく作用している。これを客観的に扱い、かつ、取り除くかどうか。①自分は何にもできないので要らない。要らないから消えたい。消えるのが怖いので消えないけど、そのぶ…
いまここが最大最悪の地獄であると認識する。これは、二つの点で、とても大切なことです。一つは、最高のモチベーションを形成できること。 いまここが何も問題ないのなら、何もしなくていいですよね?でも、それは本当でしょうか?なぜ、問題がないと言える…
これから混迷していく時代と、知性と品性を急速に無くしていく大人たちに対峙していく子どもに贈る、熱意の書。ものの考え方、学び方、取り組む姿勢を身につけられるよう、そして、自分の足で歩いていけるような、配慮と愛に満ち満ちている。非常にハイレベ…
人間とは 人間とは境界線を引く存在だ。自分とは何か?と聞かれたら、これは自分、あれは自分でない、という具合に考えて、自分の内と外を分ける。つまり境界線だ。何がリンゴで何がリンゴでないのかも同様で、全て存在とは人間が引いた境界線でできた仮想現…
マトリックスの中にいながらマトリックスが何かを考えたら、やっぱり、どんなに頑張っても認識不可能とか、頑張っても認識不可能な動きとしか言えない。映画の中では確かにマトリックスは01の動きで、マトリックス内の自分と自分の宇宙を生み出す仕組みだっ…
個人をなくし 個人を超えて 用いられない個人はなく 用いられようとする個人はなく 集団が自分、自分は殺していると言う 全ての絶望を終わらせ 痛みを終わらせて あらゆる願いをゲームに変えて 不可能を可能にし 平和を現実にし 奇跡をおこし 誰でもできるこ…
今日久しぶりに気づきありました。「『わかった』は病気」がわかった。だから、この「わかった」もいらない。すると「わかった」が消えた。「『わかった』は病気」がわかっただけでは、実際にはこの「わかった」止まりで、本当はなんもわかってないやん?あ…
最近、絶望や諦めが不満として他者に向けられ、次第に世界の緊張が高まっていくのを如実に感じるようになった。これをどう受け止めるか考えてみたい。異論はいくらでもあると思うけれど、それを言い始めると、何も言えない。そこで黙してしまうよりは、世界…
なぜ「私」は悩むのか? 悩みについて考えるには、やはり「私」を知ることが先決でしょう。このキャラ? この身体? この脳? この意識?とりあえず、「〇〇が私だ」と思い浮かんだものが「私」だとしましょう。もし何か思い浮かんで、それが私だとすると、…