自己否定が武器化する

今の自分をダメと思うことが原動力。能力へのモチベーションの高さは、自己否定が作り上げる。

ダメな自分をやめたかったはずなのに、ダメだと思う箇所は日に日に増えて、騙して、見て見ぬ振りをして、戦い続けるうちに、自分はダメと思うことはもはや呼吸に等しい。

自己否定自体がまるで目的で、ひょっとしたら気付かないまま、死に至る。たとえ成功しても、巧妙に隠れた痛みがあるだろう。

本当に自己否定したいのか、そのモチベーションは自分を傷つけていないか。

本当に守りたいものは何だったのか。

あなたの絶望は、誰かの絶望を見つけるための目になれる。いろんな目で探して、絶望を終わらせるとき、あなたが経過した絶望が、本当に自分と人々にとって大切な道標になる。

本当に自己否定が武器になるのは、あなたが絶望の外に出て、かつての絶望を1つの目として、誰かと出会うときだ。