直交表

複数の独立なパラメータを定義して、個々のパラメータが離散値、または連続値のうち有限個の代表値をとると仮定するとき、

各パラメータの影響を効率よく検出するための、パラメータの組み合わせを得る表が直交表である。実験計画法という、統計解析の一分野であり、さまざまな試行錯誤の効果を測る上では欠かせない数学的な技法となっている。

ソフトウェアテストにおいては、正常に動作することの確認を行っているときに、パラメータの影響が出やすいために、効率よくバグ発見に繋がる、という応用的な活用がなされている。

ある機能を試験するためにパラメータを組むのではなく、何か怪しい匂いのする処理に絡むパラメータを作成してやると、テスト以外の文脈でバグの因子を効率的に発見できる可能性がある。