認識不可能な素材の価値について

まだ何もアプリの入ってない、起動すらできない、真っ暗な画面のスマホを手に、僕は言います。

「どんなアプリでも!自由に作ってオーケー!自分のブランドとして販売してオーケー!みんなで作ってもちろん構いません!改造?どうぞご自由に!アプリの作り方はいくらでも教えますよ!今はまだ何にもできませんが、可能性は無限大!全てはあなたの認識のとおり!あなたがスマホの何たるかを創るんです!」

そう言われて、
「えっ?電源つかへんの?メールもフェイスブックもできんの?めんどくさ!」
と思うのか、それとも
「やべぇ遊び放題や!最高にクールなスマホにしてやるぜ!この指とまれ!」
と行動を始めるのか、どちらでも自由だけど、どちらが楽しそう?

本当は、すっぽり手に収まってるこのスマホどころか、自分と自分の宇宙全てが点に収まっていてしかも、遊ぶも遊ばないも自由なんだけど、一体どちらが楽しそう?!?!!