ごっこ遊び
いろいろと、素描を残しておこうと思う。
やりたかったけれど諦めたこととか、今からやってみても、いいのだし。
音楽を聴くこと
詩を書くこと
世界に潜む物語を描くこと
美味しいものを食べたり、作ったりすること
見たことのない美しい景色と出会うこと
いっぱい悲しむこと
いっぱい想うこと
いっぱい悔しがること
いっぱい怒ること
人と関わるのは、まだ難しい。
好きでもないのに、哲学の本が増えた。
数学とかも少しある。
たぶん、哲学や数学自体が知りたいんじゃなくて、そういう言葉を作り出す世界を、自分の中にも映し出してみたいんだと思う。
面白そうな演劇があって、観に行くのが大変で、なんとか廉価な脚本は手に入った。見よう見まねで、演じてみたい。演じながら、描こうとした世界に旅立ってみたい。
数学や哲学への憧れは、たぶん、世界そのものを渡りたい気持ちなんだ。きっと。音楽や、絵本の住人と出会うときもそうだったように。
自分の中で生き生きと躍動する様を、体全体で経験してみたかった。ごっこ遊びが好きなんだ。
ほとんどできないけれど。
ほぼ盲目と言ってよいくらいに。
それでも、まだ。