ツンデレヒール
私の苦痛、怒り、悪意、逃避的妄想、そして哲学の力を合わせて、何か面白いことができないかと考えていたら、思いついた。
悪役をやればいいんだ。
ただし、哲学的に。
哲学は、今を超えて、次へと進んでいく力だ。
だから、哲学的に成された悪意は、哲学的に打ち倒される宿命をそもそも認めている。
だから、悪意をどう現実にしたところで、
はっきり言ってツンデレに読み替えてしまうことが可能だ。
日本にはこの読み替えに長けた文化が既に存在する。
「萌え」文化だ。
属性萌え、関係性萌え、シチュエーション萌えなどなど多種多様にわたる。
例えば属性萌えなら、どんな悪意もツンデレに読み替えて、愛して乗り越えてしまう。
彼らオタクにかかれば、認識の操作は至極簡単で、日常的なものだ。
いかなる悪意に対しても、
明日を歩んでいける。
ならばこそ、安心して悪意を実行することもできる。
人間は、今を超えていけるから。
「ツンデレ乙」
そう言ってしまって、構わない。
(参考)
俺の友人は属性萌えが激しい
https://sp.seiga.nicovideo.jp/comic/32570