学習性無力感

だいたいこんなような、心理学の実験がある。

犬を3つのグループに分ける
①電撃を浴びる。頭を動かすと電撃は止まる。
②①が電撃を浴びると、自分も電撃を浴びる。
③電撃を浴びない。

①の犬は頭を動かして止まることを学習するが、
②の犬は、止める努力をしなくなる。何をしても無駄で、頭を動かしても変わらないからだ。

②の犬の条件を①と同じく、頭を動かすと電撃が止まるように変更しても、犬は頭を動かそうとしない。

こうした、経験によって何をやっても無駄と学習し、無力感に陥る現象を、学習性無力感という。鬱に似た症状を発症するらしい。

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今風に言えば、僕に起きたことは、家庭内モラルハラスメントによって、学習性無力感に陥っている。その痛みに対して逃避を続けてきたけど、その逃避行動も阻害される。

逃避すら無駄だという実感が、当たり前のことのように思われるのは、こういう説明をし得る。面白い。

そして、僕はモラルハラスメントを、隠匿的に使う狡猾なタイプの人のような気がする。

ある意味で、教育の成果だね。

機能不全家族へようこそ。

私も、怒りが深いな。。。