認識不可能な素材の価値について

まだ何もアプリの入ってない、起動すらできない、真っ暗な画面のスマホを手に、僕は言います。

「どんなアプリでも!自由に作ってオーケー!自分のブランドとして販売してオーケー!みんなで作ってもちろん構いません!改造?どうぞご自由に!アプリの作り方はいくらでも教えますよ!今はまだ何にもできませんが、可能性は無限大!全てはあなたの認識のとおり!あなたがスマホの何たるかを創るんです!」

そう言われて、
「えっ?電源つかへんの?メールもフェイスブックもできんの?めんどくさ!」
と思うのか、それとも
「やべぇ遊び放題や!最高にクールなスマホにしてやるぜ!この指とまれ!」
と行動を始めるのか、どちらでも自由だけど、どちらが楽しそう?

本当は、すっぽり手に収まってるこのスマホどころか、自分と自分の宇宙全てが点に収まっていてしかも、遊ぶも遊ばないも自由なんだけど、一体どちらが楽しそう?!?!!

意思不通

職場で文章を書くと、ほぼ、「何が言いたいんかわからん」と言われるか、スルーされるかの二択になる。図解込みでも同じ。作成する書類の評価がとにかく悪い。家でもちょっと長いラインを送ったりすると、本読みとは思えない、理解できない文章だと言われる。

人によって日本語の捉え方使い方の差はあると思うけれど、僕の場合、意思疎通不能なレベルの差、意味の絶壁がそこかしこに見られる。どうやら今自分が考えていること、普通に文章として書いてきたことの大部分は、実は誰にも理解できない。日本語ライクな僕専用言語で、思考し続けてきたらしい。もしかすると、そもそも思考になっていない。いずれにしても、他の人が普段使っている日本語を、まだ知らないらしい。僕はストーリーしか描けないけど、そのストーリーはそもそも伝達できない。

そして、話すときに使う言語は、たぶんまた別の言語だ。

言葉も思考も何もかも、一度更地にして建て直すしかない。

直交表

複数の独立なパラメータを定義して、個々のパラメータが離散値、または連続値のうち有限個の代表値をとると仮定するとき、

各パラメータの影響を効率よく検出するための、パラメータの組み合わせを得る表が直交表である。実験計画法という、統計解析の一分野であり、さまざまな試行錯誤の効果を測る上では欠かせない数学的な技法となっている。

ソフトウェアテストにおいては、正常に動作することの確認を行っているときに、パラメータの影響が出やすいために、効率よくバグ発見に繋がる、という応用的な活用がなされている。

ある機能を試験するためにパラメータを組むのではなく、何か怪しい匂いのする処理に絡むパラメータを作成してやると、テスト以外の文脈でバグの因子を効率的に発見できる可能性がある。

今日の気づき

母から「おかげさまで とても体調が悪いです。この先、 どうやって生きていけば良いのでしょう」と家族宛にメッセージが来て、ものすごい罪悪感と、自分は結局この人に縛られて生きるのか的な閉塞感を感じたんだけど、あっれまた脳のクセハマってんなって気づいた。しばらく感情が条件反射で湧いてくるのを流れるままにして静かになるのを待った。その後、昨日の交流会で感じた人間の可能性と、生きる楽しさとを思い出して、せっかくのゲームやし、もっと楽しいゲームをしよう!と思った。

案外、認識選択し直して、思い込み書き換えるのも、ええもんやと思った。あと、現実のところに「アイフォーンの画面」って書いた瞬間に、あっヤバイ、ただの画面にクッソ踊らされとる笑笑 ただの画面やのにってなった笑

自己否定が武器化する

今の自分をダメと思うことが原動力。能力へのモチベーションの高さは、自己否定が作り上げる。

ダメな自分をやめたかったはずなのに、ダメだと思う箇所は日に日に増えて、騙して、見て見ぬ振りをして、戦い続けるうちに、自分はダメと思うことはもはや呼吸に等しい。

自己否定自体がまるで目的で、ひょっとしたら気付かないまま、死に至る。たとえ成功しても、巧妙に隠れた痛みがあるだろう。

本当に自己否定したいのか、そのモチベーションは自分を傷つけていないか。

本当に守りたいものは何だったのか。

あなたの絶望は、誰かの絶望を見つけるための目になれる。いろんな目で探して、絶望を終わらせるとき、あなたが経過した絶望が、本当に自分と人々にとって大切な道標になる。

本当に自己否定が武器になるのは、あなたが絶望の外に出て、かつての絶望を1つの目として、誰かと出会うときだ。

戦略

未開の地に眠る金の鉱脈とは何か。

それは、時代のニーズを掘り当てられるか、ということでもある。

自分の、家族の、組織の、世界の、より大きなニーズを知り、そのニーズを満たすコンテンツがあれば、百戦錬磨は可能なのだ。

ニーズとコンテンツをどこに定めるのか、その射程が問われている。世界のニーズを征するものが、世界を征する。

ニーズは尊厳の回復である、ならば、コンテンツは?